バイヤーからみた、できる営業マンの人間関係構築力①
バイヤーからみた、できる営業マンの人間関係構築力①
仕事のできる人は、営業マンに限らず、人間関係を構築する力が素晴らしいと思います。
営業の方は、会社を代表して、顧客との窓口として、活動をされますので、他の職種以上に、この人間関係構築力は必要になると思います。
人間関係構築能力が高ければ高いほど、顧客との関係を強化することができ、コミュニケーションの頻度を多くすることができます。
人間関係が希薄だと、顧客があまり会ってくれるチャンスが得られません。
逆に、人間関係がうまくいっている場合は、顧客はいつでも来てくださいね、という感じで受け入れてくれます。
コミュニケーションの頻度は、ますます人間関係を構築する為に必要なものですし、顧客をより知ることができるチャンスとなります。
顧客をより知ることができれば、よりミートする商品の提供や、新商品の開発へのヒントとなってくれます。
そうして、相手の希望に叶った商品を提供することが出来るようになるため、ますます商品が売れるという好循環の入っていくことができるようになります。
それでは、人間関係構築能力を高める為には、どのようなことが必要になるか、改めて整理してみたいと思います。
人間関係構築能力を高める為に必要なこと
- TPOをわきまえた、正しい身なり
まず清潔さはどのような場合にも必要ではないかと考えます。
顧客の性別を問わず、不潔な身なりをしている人に対し、良い印象を感じることはありません。
清潔にすることは、特に能力は関係なくできることですので、まず基本として清潔な身なりを心掛けることは実行したいです。
さらに、臭いについても、しっかりケアを怠らないようにしなければなりません。
臭いについては、なかなか自分では気づかないもので、対策が難しい部分も多々ありますが、臭いがある場合は、印象が良くないことは確かです。
お風呂にちゃんと入る
食後に歯をしっかり磨くようにする
顧客に会って話すには、フリスク等を食べるなど、しっかりブレスケアをする
ディオドランドを携帯し、都度使用する
良い香りのする柔軟剤を使用する等、部屋干しの臭いが衣服から出ないようにする
等の対策を行うことで、大半は対策ができてくると思います。
清潔さや臭い対策という基本的なことを踏まえた上で、TPOをわきまえた、正しい身なりを心掛けます。
おさらいですが、TPOとは、
Time 時
Place 場所
Occasion 場合
です。
どんな時で、どんな場所で、どんな場合かをわきまえた正しい身なりを心掛けます。
相手がスーツを着ている場所なら、スーツで対応します。
相手がネクタイをしてるようなケースだと、こちらもネクタイで対応します。
最近は、クールビズ、ウォームビズで、ビジネスカジュアル指定の場合もありますので、相手に合わせた正しい身なりが基本となります。
特に、派手になり過ぎないようにも気をつけた方が良いかもしれません。
特に相手が年配の方の場合は、人によっては、色々と思われることがあるかもしれません。
そのような入口で、変なこだわりを持ったばかりに、つまらないことで、つまずくことを避けてもらいたいため、相手の年代に応じた対応をおすすめします。
女性の場合は、スカートの丈が短すぎると、スカートの丈が短いと相手の会社の女性に思われ、印象が悪くなってしまうことも実際にあるようですので、そのようなところにも対応が必要だと思います。
まとめますと、清潔で、臭い対策もなされた、TPOをわきまえた正しい身なりを心掛けてください。
- 相手に感じが良いと思ってもらえる印象の良さ
次に大切となるのが、相手にとって感じが良いと思ってもらえる印象の良さです。
まずは口角の上がった、素敵な笑顔ができていますか?
口角の上がった素敵な笑顔は、人を幸せにしてくれます。
そんな笑顔をくれるあなたを嫌いになるわけがありません。
笑顔も鏡の前で練習することで、どんどん良くなるようですので、人を幸せにできる笑顔作りを心がけてください。
次は話し方です。
モゴモゴと自信なさげに、しかも暗い感じで話をされた場合、あなたならどう思うでしょうか?
普段の会話ならまだしも、営業として、会社を代表して顧客と話をする場合、それはNGだと思います。
会社を代表して、顧客と接しているのであり、企業イメージが悪くなってしまうので、それはやめましょう。
ハキハキした自信を持った爽やかな話し方を心掛けてください。
はっきりと大きな口を開けるようにして話をすることは、努力でできるようになるものだと思います。
そのような話し方ができるように練習しましょう。
そうすることで、相手が理解できますし、印象も良くなりますので、自信につながってきます。
あなたは、会社を代表して顧客と接しているのですから、あなたがいることで、会社のイメージを良くするんだという意気込みで仕事をしましょう。
そうして意気込むことで、当然のように努力に繋がっていきますので、あなたにはその実力が備わり、実際にあなたの良いイメージで会社は見てもらえるようになります。
さらに、そんなあなたには、あなたというブランドが確立されていきます。
〇〇会社の◇◇さんではなく、◇◇さんの会社の〇〇会社という順番を目指してください。