転職を考え出したら、最初にすべきこと!
転職を考え出したら、最初にすべきこと!
私も転職を経験したことがある身なので、会社や学生時代の後輩から転職についてアドバイスを求められることがよくあります。
その際にできるだけ相手の為になればと、考えてアドバイスをしています。
そのような経験から、今回は転職について考えられている方々へ、私の考えが役立てばと思い書いていきます。
転職をしたくなる時って、
・現状に満足していない
給料が少ない
長時間働かせられる
休みが少ない、時間が不定期
・現状に不満がある
自分は頑張っているつもりなのに、自分の仕事に対して正しく評価されていない
もっとやりがいのある仕事を任せてもらいたい
働く場所は東京のおしゃれなオフィスだ
駐在先は海外の先進国だ
上司が嫌い、同僚が嫌い、人間関係がうまくいっていない
・現状に不安を覚える
このままこの会社で良いのだろうか?
このままこの仕事で良いのだろうか?
もっと良い会社があるのでは?
もっと良い仕事が実はあるのでは?
等の人それぞれの事情があり、数えきれない、いろいろな思いが表れてくるところから始まると思います。
そのような不満足や不満や不安から、それを解消、解決することに意識が働き、その方向に向かって行動が始まっていきます。
それは自然なことであり、自分の人生をよくするためには確実に必要なことだと思います。
問題を解決する為に行動できることも素晴らしいことだと思います。
その行動により、
より良い仕事や会社が見つかり、
さらに給料もUPしたり、
働きやすかったり、
休日も多かったりする会社や仕事が見つかる可能性はありますので、転職を考えることを私は悪いことだと思いません。
実際私は転職をして良かったと思っている部分が多いので、実体験としても転職は悪いものではないと思います。
現在の私は、自分自身が転職をしたことがある、また部下や後輩が転職をしていったこともある。
大学時代の同級生や先輩や後輩、友達が普通に転職を経験しています。
逆に転職をせずに入社当初から変わらずに同じ会社に居続ける人たちもいます。
そのような状況の中、転職についての私の考えを述べます。
まず転職を考え出したら、最初にすべきこと!
「自分は物事をネガティブに捉えていないか?ポジティブに捉えられているか?」
しっかり冷静に自問してください。
物事の味方は大きく2つに分かれます。
ポジティブに捉えるか、ネガティブに捉えるかです。
人はネガティブに考えだすと負のスパイラルに陥ってしまいがちです。
ネガティブに考えることで、ネガティブな反応や行動となってしまい、結果も悪い結果となりがちです。
この仕事楽しくないなぁ、今日もため息しかでないわぁ、と思って仕事をしていると、本気で取り組んでいないので、あなたの本来発揮できる能力が全力で発揮されていません。
本気で取り組まれていない仕事は、その仕事に関わる関係者もなんだかこいつは適当な仕事しかせんなぁ、全然響かないわぁ、ということで本気に相手をしてくれないので、営業であれば商品が売り込めません。
企画であれば良い企画が生み出せませんので、もちろん企画は通りません。
商品が売れないとだんだんやっても無駄だよ、つまんないなぁ、と考えるようになってきます。
企画が通らないと、考えてもしょうがない、やってられないないなぁ、と考えてきます。
そうなってくるとだんだん仕事も面白くなくなってきて、だんだん苦痛になってきて、それが続いてくると、いよいよ辞めたいなぁと考えてくるようになると思います。
逆にポジティブに考えることができれば、反応や行動もポジティブなものとなり、結果も良い結果となることが多いです。
今日は断られたけど、うちの商品にニーズが合わなかっただけだ。
ニーズがマッチする違うお客さんなら商品を買ってくれるはずだと考えることができれば、次のお客さんに売り込む行動につながります。
あの時は今のセールストークじゃ響いていなかったけど、このポイントには若干反応があった。
だから次はここを分かりやすく説明できれば売れるかもしれないから、もう少しセールストークの材料を集めて練習してから攻めよう。
そのように本気で取り組むことで、次や次のお客さんで営業が成功し始めると、これまでの自分の準備やスキル、経験が自信となって、さらに良くなって、良い結果がついてくる。
そうしてポジティブな好循環が生まれ、その好循環に入り続けることができたりもします。
この捉え方一つ変えるだけで、気持ちが変わり、考え方が変わり、行動が変わり、周囲の反応が変わり、成果があきらかに変わってきます。
また、ネガティブな捉え方をして、転職に至った場合、おそらくどこに行っても不満足や、不満、不安は消えないと思います。
様々な実例を見てきた中で、それは断言しても良いくらいです。
あなたは今その会社でその仕事に就きました。
日本の企業合計企業数は約385万社で、就業人口6700万人です。
そんな中、あなたが現在の会社を選び、現在そこで働いていることに何かのご縁を感じませんか?
何かそこにいる意味があるのかもしれません。
同じ会社で働く同僚、上司、先輩、後輩とは、良かろうが悪かろうが何らかの巡り合わせで知り合って、一緒に働いています。
そう思うことも、現在の自分を冷静に考える、俯瞰するという意味でも大切な考え方だと思います。
また、そう思えるよう努力することで、物事をネガティブに捉えてしまっていた自分をポジティブに物事を捉えられるよう変えてくれる力にもなったります。
あきらかにブラック企業、あきらかにやりたい仕事ではない場合は、早々に転職を視野に入れて動き出す方が賢明ですが、そうと言い切れない場合は、冷静に、
「自分は物事をネガティブに捉えていないか?ポジティブに捉えられているか?」
と自問し、自分の物事の捉え方や行動を変えることができれば現状が変わってこないかということを考えることをお勧めします。